◆試合結果
この日は天候が悪かったせいでその姿を望むことはできませんでしたが、桜島と錦江湾が目の前に見える、海沿いと言っても過言ではない立地にある鹿児島県立鴨池陸上競技場。
鹿児島ユナイテッドFC 0 - 1 栃木SC
(前半)0 - 0
(後半)0 - 1
【得点者】
86分大石治寿(栃木)
【交代(栃木のみ)】
60分 上形洋介 → 西谷和希
75分 宮崎泰右 → 佐々木勇人
82分 廣瀬浩二 → 坂田良太
【会場】
鹿児島県立鴨池陸上競技場
【入場者数】
2,886人
(前半)0 - 0
(後半)0 - 1
【得点者】
86分大石治寿(栃木)
【交代(栃木のみ)】
60分 上形洋介 → 西谷和希
75分 宮崎泰右 → 佐々木勇人
82分 廣瀬浩二 → 坂田良太
【会場】
鹿児島県立鴨池陸上競技場
【入場者数】
2,886人
◆ハイライト動画
時折雨が降ったせいもあって非常に湿度が高く、そして非常に暑い中での試合でした。
ベタベタとカラダにまとわりつく熱気。低温サウナと言ってもなんら過言ではない中で走り回ると想像して頂きたい。
天候こそ曇り時々雨であるものの、コンディションは非常に悪かったと思います。
そのせいか、両チームともに前半は動きが鈍く、互いに流れを引き寄せることができないと。そんな風に見ていました。
栃木SCは相手DFの裏をつくべく、ややロングボール主体の攻撃。鹿児島は両サイドを使って前に運ぶ作戦。
さすがリーグ上位同士の対決なのでなかなかチャンスらしいチャンスもなく時間が過ぎていきます。
後半に入ると栃木SCがやや攻勢にでます。
交代で西谷が入ると両サイドが活性化してチャンスも生まれてきますがなかなか得点に結びつかない。
その後もこのコンディションの中、誰もが手を抜くことなく走り回り、チャンスを作り出します。その姿には感動すら覚えます。
そして後半残り5分を切り、この日何度かあったコーナーキック。
山形が精度の高いボールを供給するとニヤから広瀬健太がヘッドで合わせようとするも、これをスルー…したように見えたんですが、ハイライトみると軽く当ててますね。
それをファーサイドに詰めてた大石が「おりゃー!」といった感じで決め、これが決勝点となり栃木SCの勝利。
これでJ3新記録となる8連勝を達成しました。
そして「暫定」の文字が消え、リーグ単独トップとなりました。
非常に体力を消耗する中で最後まで走りきった栃木SCが勝ったと。この試合を一言でいうならそんな試合でした。
しかし鹿児島もやはり強さは本物だなと感じざるをえない素晴らしいチームでした。特に守備時、或いは攻撃に移った際のポジション取りなんかはJ1の試合を見てるかのような錯覚さえ覚えました。
ですから得点した後の鹿児島の怒涛の反撃は恐怖にさえ感じましたね。パワープレーで畳み掛けるように次から次に放たれるシュート。体を張ってそれに耐える栃木SCイレブン。
ほんの些細なことでドロー、或いは逆転されてもおかしくなかったと思います。
去年の栃木SCなら逆転されてたでしょう。
逆に言えば、今年の栃木SCはそれに耐えるだけの強さがあるんだなと。そんな風に思いました。
今回、おさるは後泊で鹿児島に行っていたのですが…当然今回のエントリも鹿児島で書いてるわけですけど…試合の後、鹿児島中央駅近くの屋台村でサポ仲間と祝勝会を行い、鹿児島の食とお酒を楽しみました。
たまたまそこに鹿児島ユナイテッドサポさんたちもお酒を飲んでて通りがかり、栃木さん強いねー。いやいや鹿児島さんもなかなかいいサッカーするじゃないですか。などと盛り上がって交流を深めました。
対戦相手同士とはいえ、試合が終われば同じサッカーを愛する仲間同士。こういう交流ができるのもサッカーの持つ楽しさの一つでもあると思います。
もし、おさるが栃木SCを応援していなかったら鹿児島に来ることもなかったし、こうやって鹿児島のサポと交流することもなかったわけです。
サッカーの応援の副産物みたいなものですが、やはりこういうことがあるとサポーターやっててよかったなと思うことができます。
今日の下野新聞は、小さいながら一面に載りました!海外事件の影響で、それほど大きくなかったですが。
油断大敵ですが、自信は持てますね!
アフターのサッカーファミリーは素敵ですね!
無事帰宅までが遠征ですので(笑)明日会えましたら、挨拶だけでも。お疲れ様でした。