さて、今回のエントリは札幌遠征の旅行記になります。

かなり長いですのでご承知おきをw


おさるは昔フジテレビ系でやっていたドラマ『北の国から』が好きで、放送時にも観ていたし、再放送も観たし、DVDもそろえてシナリオ本まで購入してました。

ですので、初めて北海道に行った時はやはり富良野近辺のドラマにちなんだ場所に行きました。麓郷も勿論行きましたよ。

そして、昨年も仲間と富良野近辺で北の国からにちなんだ場所や美瑛近辺なんかも散策して楽しみました。ケンとメリーの木に着いたら急に晴れて虹が出る奇跡なんかもあったっけ。


ただ、今回の遠征全体の印象は、とにかく移動距離が長かったなとw

北海道に行かれたことのある方はよくわかると思いますが、とにかく広い。

恐らく今回はトータルにしたら栃木~大阪間くらいを往復した距離は走ったんじゃないかと思われます。ですので、あまり場所の数は行きませんでしたけど、その分ドライブしながら秋の・・・というかもう冬でしたけど、北海道の風景を堪能することができました。
まず遠征前に3連休を利用して行こうと計画。

で、初日の宿泊先は昨年仲間と利用した上富良野の温泉宿に再訪しようと。ここの朝食のみのプランで申し込み、夜は近所の居酒屋さんで食すると。それも昨年と同じパターンにしました。


なかなか決まらなかった2日目の宿。

これは仲間と相談して登別温泉に決めました。札幌からそう遠くないし、登別温泉は有名ですしね。

ドリフの歌で出てきますよね。「ここは北国~登別の湯~♪」って。まあ、若い方はわからないと思いますけど(^^;

それだけ決めて、あとの行程は色々と調べながら直前まで悩んで決めました。

勿論、元栃木SC(札幌、水戸、藤枝MYSCにも所属してました)の岡田君が経営されてるカフェ(C2カフェ)にも再訪する予定で計画。


で、飛行機は11月21日(土)の朝早い飛行機でしたので、4時集合で羽田に。

羽田までは順調に進み、搭乗までの待ち時間を利用してラウンジ的な所で朝食。


そして定刻通りに搭乗して出発。

新千歳空港に着いてレンタカー屋の送迎車を待つ間に外に出たわけですが、もう、空気が全然違う。

この時点の新千歳空港は天気は悪くなかったんですけど、とにかく寒い。栃木の感覚だと完全に真冬。

同じ日本でもこんなに違うんだなと思いました。荷物になるかなと躊躇しましたが、防寒着沢山持ってきててよかったです。

そんなわけでレンタカー手配後、一路旭川方面へ。

新千歳空港から旭川までは高速を利用して3時間強といった所でしょうかね。宇都宮から湘南とか行く感じですよね。距離感としては。

で、旭川ラーメン村でラーメンのはしごを。

Saijoというお店と



山頭火というお店で頂きました。



2軒ともおいしかったですよ。

ここらで雪がちらほらと・・・。

そして、ラーメン村から車で10分くらいかな。

旭山動物園へ。おさるは昨年も行きましたけどね。


ここは本当に見せ方がうまいですよね。

然程お金かけなくても、導線を考えたり、見せ方を工夫して成功した好例です。

サッカーのスタジアムでも生かせるんじゃないかと思うようなやり方もちらほら見られました。

サッカーと動物園とでは全く分野が違いますが、お客様に見せる『興行』という観点でみれば学ぶことも沢山あると思います。


そして見学しているうちに雪も本降りになってきたので、とりあえず退散w


この後、一旦札幌に戻る予定があったので一路札幌方面へ。高速で2時間くらいでしょうか。

そして札幌からまた上富良野に戻ると。大移動ですねw

しかも、札幌から上富良野までの道中は山道を抜けていきました。ここも2時間くらいはかかったかと。

もう、この山道で完全に雪景色。

道は空いていたので問題なく宿に到着し、まずは田中邦衛さんも入浴したという宿の温泉に入って疲れを癒します。


入浴後は近くの居酒屋さんへ。


途中で地元の議員さんの看板をチェック。


同姓同名の方らしいですねw

実は、昨年仲間4人でここに宿泊してこの居酒屋さんに行った際、なんというか、非常に素朴でいかにも北海道の田舎のお嬢さんという感じ(北の国からで言えば中畑すみえちゃんみたいな)面白い店員さんがいたんですよね。その店員さんいるかな?と再訪したんですが、辞めてしまってました。うーん残念。

その代り、今回応対してくださった店員さんもなかなかユニークな方でしたw

ここで、北海道らしいもの(ホッケとかウニとか色々)を食べて、宿に戻って氷下魚(こまい)を食べながら少しお酒(勿論、男山。これも北の国からに出てきたお酒です)を飲んで就寝。


翌朝は再度宿の温泉に入浴し、朝食を食べて美瑛方面へ。

この上富良野から美瑛に向かう風景っていうのはいかにも北海道らしい素晴らしい風景が沢山でした。

もう、ドラマの北の国からの世界ですね。

その辺に大滝秀治さんや岩城晃一さんとか歩いてるんじゃないかっていうね。ドラマを見た方はわかると思いますけど、もう、そういう雰囲気の世界。

そして美瑛の『青い池』に行きました。

ここは十勝岳の火山泥流災害を防ぐ為につくられた堰堤に美瑛川の水がたまったものです。

何故青くなるのか実際の所はわかってないそうです。ただ恐らく、このあたりの湧水(酸化アルミニウムなどが含まれる)と美瑛川の水が混ざることによって生成されたコロイドが太陽光の反射によって青く見えるのではないかと言われているそうです。

写真撮影されているカメラマン達が沢山いる中で素晴らしい風景を堪能しました。

水の青さと、向こうにそびえる山と、立ち枯れた木々のコントラストが非常に美しかったです。


これは、雪のない夏場にも見てみたいですね。また違った美しさがあるんだろうな。



で、この日の宿泊先は登別温泉。

美瑛からだと250km以上は離れてます。高速使って3時間はかかる距離。

というわけで、風景を堪能したらすぐに移動。

途中、苫小牧に寄って昼食を食べようと計画してました。

そんなわけで、まずは一旦苫小牧に。

「苫小牧発仙台行きフェリー~あのじいさんときたら~わざわざ見送ってくれたよ~おまけにテープをひろってね~の子みたいにさ~♪」という歌で有名な苫小牧です。

まあ、これも古い歌ですのでご存知ない方も多いかもしれませんけど、吉田拓郎さんの落陽という歌です。


美瑛から2時間半くらいかかったのかな?苫小牧に到着。

苫小牧は観光的な港町ではなくて、物流のターミナル的な。倉庫がいっぱいあってコンテナを積んだトラックがいっぱい走ってて・・・みたいなね。そんな町です。

苫小牧で昼食・・・となると、テレビ等でも放送されて有名なマルトマ食堂があります。

あまりに有名すぎて常に行列ができるというお店なんですが、マルトマさんは日曜日は定休。

で、色々と調べたらマルトマ食堂のご兄弟が運営されている食堂があると。観光客はあまり使わないが、地元の人でいっぱいになる安くて美味しい店があると。

そんなわけで、行ったお店が三浦やさん。


ここで、北海刺身定食だったかな?を頂きました。

これで950円。

宇都宮のスーパーだったら刺身だけで1000円以上はするだろうなというくらいの量の刺身。

しかも、新鮮で非常においしかったです。ホッキやエンガワも入ってます。

ただ、惜しむらくは、カニはカニカマだった。

これには食べながら仲間とウケてましたけど。

他にも沢山のメニューがあって、どれも安くてボリュームある感じで、これは近所だったら通いたいなと思うくらいのお店でした。マジでおいしかった。

おさるは観光地は定番な所くらいしかわかりませんけど、食べるお店に関しては結構マイナーなお店とか調べて行きますんで、サポ仲間に重宝されてますw


苫小牧の食を堪能したら登別温泉へ。

時間もまだ早いので、登別クマ牧場に立ち寄ります。クマ牧場へは駐車場からロープウェイに乗っていきます。

ここでは本州には生息していない(と言われている)ヒグマに餌をあげることができます。

勿論、直接ではなくて、動物園とかによくある猿山あるじゃないですか。人間がいる場所より低い位置にあって上から様子を見下ろすような。あんな感じの場所にクマがいて、オヤツを投げ入れるとクマが食べるっていうね。

非常にユニークなのはこのクマ達。人間に向かって手をあげて『餌をください』ってアピールするんです。

中には両手を合わせて拝むポーズをするクマもいて。

で、投げ入れると器用に口でキャッチするっていう。

これは面白かったです。

因みに餌というかオヤツは売店で100円売られてます。ピンポン玉くらいの大きさのドッグフードみたいな感じですね。100円で10個くらい入ってたのかな?

クマの資料館みたいなのもみて、倶多楽湖やその先の太平洋が観れる展望台でしばし風景を堪能。

いやぁ、この風景もまた見事。

クマの資料館みたいなのも見学し、クマの芸(と言ってもあれは餌たべてるだけだよなぁ)もみて、宿に一旦車を置いて徒歩で地獄谷へ。


まあ、こういうのは全国にありますね。栃木県だと、那須の殺生石も規模は小さいですけどこんな感じですし、塩原にもこういうところあります。

ただ、那須の殺生石ほどの硫黄臭さはなかったですね。

まあ、北海道はどこ行ってもそうでしたけど、ここでも中国系の観光客が多かったです。

特にマナーがどうこうってことはなかったですけどね。

その後、宿に戻り温泉へ。

隣の大きなホテルの温泉が使えるという事でいってみました。

もうね。

おさるも今まで色んな温泉入ってますし、栃木県内だと日帰りで入れる温泉は殆ど入ってて、会社で『温泉博士』と言われるくらい温泉好きなんですけど、こんなに広い温泉は初めて入りました。

浴室が3層作りになってて階段もあって、広さ的には体育館の半分くらいの面積ありますね。だから男女合わせると体育館くらいの広さはあると思う。浴槽だっていくつあったかわかんない。

露天風呂ではビールやお酒を飲むこともできます(現金持ってこなかったので飲まなかったですけど)。

何種類かの源泉使ってて、まあ、全て循環ではありましたけど、泳げる広さ。実際泳いでるおっさんいましたけどw

全ての浴槽に入ってたら何時間もかかると思うので、適当に数か所入りましたけど、いやぁ。これはすごいわ。もうバブリーなホテル。まあ、うちらが泊まったのは隣の安いホテルでしたけどw


温泉を堪能した後、登別で飲むならここ!と決めていたお店はやってませんでした。

仕方ないので近くの普通の居酒屋さんで。まあ、ここも普通においしかったです。

そういえば、前日もそうでしたけど、ビールがサッポロクラシックなんですけど、これ美味しいですね。

北海道限定のビールなんですね。ちょっとモルツやエビスを彷彿させる香りがあって、それでいて重たくなく飲みやすいビール。

北海道のビールを堪能して宿に戻ったら、めちゃめちゃ眠くなって10時くらいには寝ちゃってました(^^;


翌朝ホテルの朝食を食べ。この日は試合日ですので、札幌に向かいます。

札幌ドームの前に岡田君の店へ。


登別からは高速で2時間半くらいだったかな。

まだこの時点では札幌に雪はなく、天気も穏やかでした。気温はさすがに寒かったですけど。

で、本来、岡田君のお店(C2カフェ)は11時開店なのですが、12時くらいには札幌ドームに行きたかった(岡田君のお店から札幌ドームへは1時間弱といった距離です。)ので、事前にお願いして10時にお店をあけて頂きました。わがまま言ってすみません。

で、お店入ったら奥さまが準備されてて、しばらくして岡田君はバスで出勤されてきたとw

お久しぶりですって挨拶して。

別のサポ仲間もお店にやってきて、コーヒーとスイーツのセットを頂きました。

岡田君だからとか一切なしに、本当においしいコーヒーでした。お店の感じもいいしね。

すっかりカフェのマスターっぷりが板についた岡田君見てて、言われなかったら元プロサッカー選手だって分かんないだろうなとwそんな風に思いました。

美味しいコーヒーを堪能し、色々とお話をして一緒に記念撮影をして、札幌ドームへ。

札幌ドームでは札幌ドーム弁当を食べ、試合を観て皆と挨拶して新千歳空港へ。

札幌から高速で1時間程度。

いやぁ意外に近いねとサポ仲間と。

・・・完全に距離の感覚がおかしくなってましたw

定刻通りに羽田に到着し、仲間を送り届けて帰ったのが0時過ぎ頃かな。

翌日から札幌の雪すごかったそうですね。火曜日の飛行機の方が安いので火曜日に帰ろうとされてたサポさんも多かったみたいで飛行機の遅延・欠航が多くて大変だったみたいです。

おさるは運がよかった^^;

今年の遠征もこれで終わり。

札幌には来年来れないけど、またいつの日か再訪したいなと思います。