■試合結果

ギラヴァンツ北九州 2-2 栃木SC
      (前半)0-1
      (後半)2-1

【得点者】
36分 廣瀬 浩二 (栃木)
56分 小松 塁 (北九州)
69分 荒堀 謙次(栃木)
94分 小松 塁 (北九州)

【交代(栃木のみ)】
60分 廣瀬 浩二 → 杉本 真 
77分 松村 亮 → 西川 優大
90分 中美 慶哉  → 菅 和範

【会場】
北九州市立本城陸上競技場

【入場者数】
2,487人


2-1でリードした後半ロスタイム過ぎる直前のタイミング。

北九州のコーナーキック。

前節の悪夢が一瞬頭をよぎるが、今日は大丈夫と自分に言い聞かせる。

・・・これをしのげば勝てる。

この日、そこまで凌げていたじゃないか。

ただ上がってきたボールをクリアさえすればいい。

今日の大分は負けた。

これで大分との勝ち点差も一気に縮まる。

今シーズン低迷して、ここにきて死に物狂いでなんとしても這い上がろうと頑張ってきた選手やサポを含めた栃木SCに関わる人々の思いがやっと報われる。

そう思いながらボールの行方を見つめていました。


・・・しかし、無情にもゴールネットに突き刺さるボール。

湧き上がる北九州市立本城陸上競技場。


そしてすぐに試合終了のホイッスル。

冷たい雨でずぶ濡れになりながら、頭の中が真っ白になっていました。


・・・なんてことだ。

いったい俺たちがなにをしたっていうんだ。


劇的な同点弾での試合終了に歓喜のやまないメインスタンド。

その中で取り残されたようにぽつんとたたずむ数少ない栃木SCサポ(おさるも含めて3~4人しかいませんでしたけど)。


もうね。

あそこにいた者だけが味う屈辱と悔しさ。


グリスタにいれば、慰め合ったりお互いに悔しさを分かちあう事もある。

しかし、遠く離れたアウェイの地での孤独感。

サポ仲間と二人だったとはいえ、周りは全て北九州サポ。

ずぶ濡れになりながら、本当に惨めな気持ちでスタジアムを後にしました。


・・・なんてことだ。


心の中で呟きながら、笑顔の北九州サポとしばらく歩みを共に帰路につきました。



アウェイに行くという事は物理的、体力的、金銭的にも大変な苦労を強いられ、そして、こうやって精神的にも負担を強いられる。

それでも、なんとかチームの為、自分の愛したこのチームの勝利を見届ける為、そう思いながら毎回観戦してますが、今回の敗戦は本当につらかった。

前節に続いてのワンプレーの引き分け。

幸いにして空港に着き、何人かの栃木SCサポと会い、帰り途中まで一緒に(同じ飛行機でしたし)行動できたのは本当によかった。


この日の試合は前節程の勢いは感じられなかったものの、入りは良かったと思います。積極的に攻め、キャプテン廣瀬のゴールで先制もできた。

ハーフタイムで北九州が2人交代すると、後半は北九州リズムになっていたと思います。攻め込まれるシーンが続き、失点。

しかしその後、荒掘の・・・これはもう、ゴラッソと呼べる豪快なミドルが決まり、スコアを2-1に。

そして非情の後半ロスタイムの北九州コーナーキックからの失点で2-2で試合終了。

前節、今節共にあと数秒耐えることができていたならば、今頃順位は21位になっていました。ほんの数秒のプレーで勝点4を失いました。


ただ、それでも。

まだ可能性は残しました。


残り2試合。

大分が2敗すれば栃木SCは1勝1分以上。
大分が1分1敗ならば栃木SCは2勝。
これで順位は入れ替わり21位になれます。

逆に言えば、栃木SCが1敗でもしたら終わり。或いは大分が1勝しても終わりです。
本当にギリギリの綱渡り状態になりました。


しかし、大分の対戦相手は次が1位大宮、そして最後が2位磐田。
現在大宮と磐田の勝点差はわずかに2と、優勝を争っているチームとの対戦。

栃木SCの残りの対戦相手は18位京都と9位札幌。
京都はプレーオフの可能性もなくなり、最下位の可能性もなくなりました。
札幌はプレーオフの可能性は現時点ではまだ残していますが、降格の可能性はありません。

単純な順位の数字比較でみれば栃木SCが圧倒的に有利。

次のホーム最終戦、そしてその次のリーグ最終戦で意地を見せて連勝できれば、大分次第でギリギリ入れ替え戦に進める可能性は残しております。


ここ数節、試合ごとによくなってきています。ピッチに立つ選手全員が戦えてます。


大分の戦績によっては現時点で既に降格決定していた可能性だってあった。

だけど、ギリギリまだ留まっています。

これは、最後の最後、歓喜の涙で終わるための伏線だとおさるは思っています。

諦めたらそれで終わり。

可能性がある限り諦めちゃいけない。


『1%あるんですね?じゃあ僕はその1%を信じます。』 ~三浦知良
(高校の監督からブラジルサッカー留学に対し「お前は99%無理だ」と言われて)