女子サッカーのワールドカップはアメリカが優勝し、日本は準優勝となりました。

 

非常に素晴らしい成績です。

 

決勝では4点ビハインドでも最後の最後まであきらめずに戦う姿に感動しましたし、大会を通じて佐々木則夫監督の名将ぶりに感歎致しました。戦術、采配、選手交代、どれをとっても素晴らしい。どこかのJ2チームの監督さんも見習って頂きたいなと思いました。

 

観ているものを魅了し、感動するサッカーってカテゴリーとか男子とか女子とか関係ないですね。そういうサッカーならお金払ってでも観に行きたいなとさえ思います。

 


 

さて、J2リーグ。

 

前節21節で2015シーズンの半分が終わりました。

 

つまりJ2は全22チームありますが、これで自チーム以外の全チームと戦ったという事ですね。

 

ちょっとこれまでのスタッツを簡単に書いていきますね。

 

まず全チームと対戦した結果、栃木SC579敗の勝点22。総得点22点、総失点が 29点(得失点差-7)、順位は16位となりました。

 

勝ち点差順の順位表はこんな感じ。

 

46 大宮(1位)






40 磐田(2位)



37 金沢(3位)

36 千葉(4位)


34 C大阪(5位)、札幌(6位)

33 福岡(7位)


31 東京V8位)、横浜FC9位)

30 長崎(10位)、愛媛(11位)

29 岡山(12位)、北九州(13位)




25 讃岐(14位)、群馬(15位)



22 栃木(16位)、京都(17位)


20 水戸(18位)

19 徳島(19位)、熊本(20位)、岐阜(21位)




15 大分(22位)

 

1位の大宮が飛びぬけてまして、2位以下がやや団子状態。そして、下位グループの中にいるのが栃木SCといった感じですね。

 

 

そしてこれまで21試合のうち、全て先発で出場しているのがパクヒョンジンただ1人。交代も含めれば中美、阪野が21試合出場となっております。

 

 

ゴールとアシストのランキングは以下。

 

ゴールランキング(カッコ内は得点)

1位 中美(7

2位 阪野(5

3位 杉本(4

4位 河本(2

 

アシストランキング(カッコ内は得点)

1位 ヒョンジン(5

2位 阪野(3

3位 廣瀬(2

3位 松村(2

 

 

今シーズンここまでみてきて感じたこと。

 

まず、対戦相手や自チームの選手のコンディションに応じて色んなことを試しているなと全体的には感じました。

 

フォーメーションだと4-2-3-1だったり、4-4-2だったり、4-1-4-1だったりと、試合開始時もそうですけど、途中からシステムを変えることが多々あり、それによってハマる試合もあれば、前節水戸戦のようにバランスが悪くなって自滅してしまう試合もありました。

 

ただ、4-1-4-1は昨年から何度も観ていますが、一度も機能したように見えた試合はないし、今シーズンはこのシステムで勝利した試合もありません。

 

そりゃバイエルンみたいにボランチがチアゴでサイドにロッベンやゲッツェがいて、ワントップにマンジュキッチがいるようなチームだったら機能すると思います。だけど、中盤にできるスペースを埋める動きができる選手の少ない中では、相手の動きを活発化させるだけで何の意味もないシステムだと思います。

 

単純に前に人数をかけることができるというメリットはありますが、実際に今シーズン大量得点できた群馬戦ですら4-4-2でしたからね。4-1-4-1にすれば大量得点できるっていうほど単純なものではない証拠。むしろその分手薄になった守備の隙を突かれ大量失点するケースが多い。昨年のアウェイ山形戦みたいに。

 

ですからいつまでもできないことをやろうとするよりは、できることをできる範囲内で取捨択一してほしいなと思います。

 

 

それから栃木SCに限った話ではないでしょうが、ノリというか、ムードというか、自分たちの時間帯に得点できるかどうかで勢いに乗れるかどうかっていうチームだなと感じています。『あのシュートが入っていれば流れは変わって勝てたかもしれない』というような試合が多かったし、逆に(一部の選手ですが)相手に先制されるとわかりやすいほど気落ちしてプレーも消極的になるのも気になります。

 

そういう意味では闘志をむき出しに周りを引っ張るキャプテンシーのある選手が少ないのも気になりますね。

 

キャプテンの廣瀬もどちらかというと声を出すよりプレーで周りを引っ張るタイプですし、廣瀬が出ていない時にキャプテン任される山形もプレーで引っ張るタイプ。総じておとなしい選手が多いなという印象です。

 

全員が全員、闘莉王や槙野みたいに熱くやれとはいいませんが、闘志をむき出しに戦う選手がもっといてもいいんじゃないかなと個人的には思っています。もっと言えばプレーだけじゃなくて声を出して『切り替え!切り替え!』って叫ぶようなね。菅ちゃんが時々そういうのを見せてくれますけど、もっとそういう選手がいてもいいなと思います。

 

 

そして前目の選手にはもっとエゴをむき出しにゴールを狙ってほしいなと。ゴールしちゃえば文句ないんですからね。10本に1本くらいしかゴールできないのであれば20本でも30本でもシュート打てばいい。かつてのロボだってすごいすごい言われてましたけど、シュート外したことの方が多かったですからね。下手な鉄砲だって数打ちゃ当たるんですから。

 

 

 

これから夏場の移籍がもしかしたらあるかもしれませんが、安易な補強はそれなりのリスクが伴います。できれば今いるメンバーがもっとエゴを出したり、シュートで終わらせる努力をしたり、周りを鼓舞するくらいの闘志をむき出しに戦ったりと、そういう努力をしてチームを引っ張っていって欲しいなと思います。

 

 

指揮官については色々言われておりますが、個人的には頑張っているなと思っています。満足しているかどうかは全く別ですがねw

 

 

謎采配だって勝っていれば文句言われないんですから。ほんのわずかで入らなかったシュートが入っていればガラッと評価は変わっていると思いますよ。阪倉マジック采配素晴らしい!なんて言われたりしてたかもしれない。

 

 

監督の意図した通りに選手が全員動いてくれればいいですけど、実際にはそうもいかない。名将と言われる監督たちはそれも加味し、そしてゲーム状況を把握したうえで判断し采配をしているわけですけど、そういった部分ではまだまだ足りない部分も多いなと感じております。

 

・・・まあ、どの世界でもそうですけど、人を使うのっていうのは難しいですからね。互いの信頼関係もありますし、個人個人の特性だけではなく、メンタル状態やその日のコンディションも影響しますしね。

 

ですから今シーズン半分終わってこの成績なのは、実際には監督"だけ"が悪いわけではないでしょうが、それでも組織のボスとして責任のある立場ですから、叩かれてなんぼだと思います。

 

敗戦で叩かれるのは監督の役目。勝利して絶賛されるのは選手の役目。

 

それがあるべき姿だと思います。

 

 

実際選手は頑張ってますね。ここまで見てきて誰ひとり手を抜いている選手はいないと思います。

 

そして、今の選手の能力があればもっと上に行けると思っています。前述のように試合の勝敗は監督のせいだけじゃなくて、選手やピッチのコンディション、対戦相手の状態。色んな要素があって左右されるわけですし、運みたいなものもあると思います。まあ、強いチームっていうのはその運さえも引き寄せる強さがあるんですけどね。

 

闘志あふれるプレーで魅了し、なでしこのように最後の笛が鳴るまで諦めずに戦う姿。そういうサッカーをシーズン後半ではもっともっと観たいなと思います。

 

サッカーは勝敗のあることですから、負けることだってあるでしょう。負けた時に「よく頑張った」って言われるか「何やってんだ?」って言われるか。何やってんだと言われないプレーをして欲しいと心から願っております。

 

ミスは仕方ない。ミスを減らす努力、ミスした時のフォロー。そういうリスク管理をしっかりしてほしいなと。そんな風に思います。