それまで雲が多いものの、陽がさして暑いくらいの陽気の京都でした。

19節のアウェイ、京都サンガF.C.戦。
選手のウォーミングアップがはじまったくらいから雨が降り出し、みるみるうちに豪雨に…

ピッチに水がたまり、ボールが走る所と止まる所ができ、非常にやりにくそうでした。


試合開始直後からロングボールを多用してなんとかボールを繋げますが得点には至らず。とはいえ、危ない場面も少なく、ピッチコンディションが悪いながらも割と栃木SC攻勢で試合を進めていたかなと思います。特に栃木SCの左サイドからの攻撃が多かったように思います。

前半27分にGK桜井がキャッチ損ねたボールの処理で味方と接触。どうやら脳震盪を起こした模様でピッチを去ります。

スコアレスドローで前半折り返すと、ハーフタイムには雨があがりピッチの水たまりもなくなってボールが走るようになってきました。

後半開始直後の4分に石櫃のロングスローから栃木SCゴール前が混沌とし、最後に大黒に押し込まれて先制点を許してしまいます。

後半25分に杉本に代えて廣瀬が入ると流れがよくなり、後半35分、右サイドをあがったヒフンがクロスをあげると廣瀬がダイレクトでボレー。ゴール前にいた中美が押し込んで同点。

現地でみてたんですが、中美が押し込んだのわかんなかったです^^;電光掲示板に表示される記録も廣瀬のゴールになってました。

その後、後半40分に湯澤を下げて松村を投入。押し込む時間はそれなりにあるものの中々得点には至らず。時間はロスタイムに。

終了間際にやや左サイドのいい位置で廣瀬がファウルをとります。

ここでヒョンジンと中美がボールセット。

時間をかけて集中し、中美がボールを蹴ると京都ゴールのニアサイドにボールが吸い込まれて逆転。

そしてゴールとほぼ同時に試合終了のホイッスル。

劇的な幕切れとなりました。

これで栃木SCは14位に浮上。

急に降り出した雨による状態の悪いピッチコンディションでの戦い。守護神の負傷交代。後半先制されてからの逆転劇。そして、FK一発で決まった試合。

いろんな意味でドラマのある試合だったなと思います。

元々足もとのうまい中美でしたが、プレースキックも蹴れるとなるとこれからが楽しみになってきました。

他の選手もいい刺激もなってチーム全体のレベルアップが計られるといいなと思います。


尚、本日早朝の京都駅で帰路に着く選手達と一緒になりまして、桜井選手も見かけましたが、普通に歩いて会話してましたし、見た感じは大丈夫そうでした。

脳震盪だと思いますので、しばらくは試合出れませんが、元気そうで安心しました。


次はホームで同じ関西のチーム、セレッソ大阪を倒しましょう!