この前の横浜三ツ沢ではメインスタンドの栃木側ベンチの後方あたりで観戦しておりました。

 

後半の横浜FCテホンのハンドがあった際、ピッチの選手やベンチの選手・監督・コーチが主審にハンドアピールをしたわけですが、観戦していたおさるも当たり前のようにハンドアピールをしました。『ハンド!!!』って。

 

その時、周りの観客があまりハンドアピールしていなかったのにあれ?と思いました。

 

 

あの日の三ツ沢メインスタンド。アウェイのスタジアムとは言え、おさるの周りは栃木の応援をする人たちがいっぱいいました。

 

にもかかわらず、例えばグリスタでおさるがいつも観戦してるバックスタンドみたいに多くの人の『ハンド!』っていう声が聞こえてこなかったのです。(まったく0ではなかったですけど)

 

 

誤解しないで頂きたいのは、主審のジャッジに異を唱えることが正しいと言っているわけではありません。荒れないように正確なジャッジでゲームコントロールしている主審がいるお蔭で試合が成り立っているわけですし、基本的に主審にはリスペクトしております。

 

でも、矛盾するようですが『主審に異を唱えることができるのは観客だけ』だとも思っています。

 

例えばあの日の三ツ沢、ハンドでPKを得た時に、横浜FCの寺田が納得のいかない表情で主審に異を唱えていました。何を話したのかまではわかりませんが、そのことで寺田はイエローカードを取られてしまいました。

 

 

主審にブーイングすることが正しいとは思っていませんし、おさるはブーイングや野次は飛ばさないように気を付けてさえいます。

 

ただ、『今のは明らかにファウルだろ』という空気感を観客席で作ることで、主審に『正確なジャッジをしろ』というプレッシャーを与えることができると思っています。

 

勿論、毎回そんなだいそれたことを考えてアピールしているわけではなく、やはり、一緒に戦っているつもりで観ているので、思わずアピールしてしまうのが正直なところですが・・・。

 

 

三ツ沢から帰った後、ゴール裏のサポから『メインスタンドで黄色がほとんどいなかった。だからおさるが目立った。』と聞きました。

 

勿論、あの日の特に後半の時間帯は日も暮れて寒かったことで上着を着込んでいた人が多かったのはおさるも認識しております。その上着の下にレプユニを来ていた人が沢山いたのも知っております。

 

でも、あのハンドがあった時の周りの反応と合わせて、なんとなく、あの日の三ツ沢のメインスタンドのおさるの周りにいた多くの人は、それほど熱く観戦していた人は少なかったんだなぁと感じました。

 

 

観戦とは戦いを観ると書きます。

 

スポーツとは言え、相手があって勝ち負けのある世界です。

 

おさるは、戦っている選手たちを応援し、鼓舞しようというつもりで黄色いシャツを身に着け、アウェイの地でも観戦します。そして、一緒に戦っているつもりになって夢中で試合を観戦します。

 

ゴール裏のように声を出して飛び跳ねたりしなくとも、メインに黄色いシャツがいることで伝わることもあると思っています。

 

ですから、レプユニも大きめのサイズを購入し、寒い時に下に何かを着込むことができるように考えますし、それでもどうしても上着を着る時は栃木SCのタオマフやニットマフラーで黄色が見えるように考えてはいます。

 

 

ここも誤解しないでいただきたいのですが、そうすることが正しいとか正しくないとかじゃないです。

 

あの日の三ツ沢で『栃木SCを応援に来たけれど、自分はそこまで熱くなれない・・・』という人だっているでしょうし、そういう人たちも気軽に観戦できるのがサッカースタジアムの良さです。

 

サッカーがよくわからないけれど、あの雰囲気が好きという人もいるでしょうし、逆にどっちのチームを応援するでもないけど、サッカーが好きでゲームを観たいという人だっているでしょう。そういう色んな人が集まってこそのスタジアムです。どんな楽しみ方もできますし、楽しみ方は自由です。それぞれの楽しみ方で観戦して欲しいです。

 

 

正しいとか正しいじゃなくて、おさるはそういう観戦の仕方をしていて、いつものグリスタバックスタンドではおさるみたいな人が多いと。そして、あの日の三ツ沢のおさるの周りはそういう人が少なかったというだけの話です。

 

 

ただね。

 

アウェイで観戦する時、折角、遠くから集まるわけですから、黄色いシャツを見えるように工夫してほしいなとは思いました。

 

『遠くからわざわざ応援に来てくれた人たちの前で下手な試合は魅せられない!』

と選手の力になります。選手だって観客席見えてます。どれだけサポが集まったのかもよく見えています。

 

ゴール裏で声を出して後押しをするのが選手のパワーになるように、アウェイのメインスタンドやバックスタンドに自チームカラーの人が沢山いることも無言の力になると思っています。(※ビジターサポがメインやバックスタンドで観戦できないスタジアムもありますので事前に必ず確認してください)

 

主審アピールまでしろとまでは言いませんが、せめて黄色いグッズを見えるようにはして欲しいなと。

 

 

ついでに言うなら、おさるはホームはもちろん、日帰りでアウェイ遠征するときも自宅からユニで参戦します。飛行機だって日帰りの時はユニのまま乗ります。

 

そうすることで栃木SCの知名度があがるし、スポンサー様のカワチ薬品やTKC、北関東綜合警備保障の宣伝にもなります。(ユニのままウエルシアやケーズデンキに入ることも平気でやります。もちろん購入するのはカワチ薬品かコジマ電気ですけど。)

 

ホーム戦でも試合の後、試合が終わってすぐに私服に着替えて帰られる方も多いですが、買い物も飲みに行くのもユニのままでいくことでアピールになりますし、盛り上がってる感を出すことができるので、できればそのまま自宅まで帰って頂きたいなと思います。

 

 

地域でクラブチームが盛り上がるってそういう事じゃないかなと。

 

浦和レッズ試合後の浦和の街なんか、どの飲み屋行っても真っ赤です。

 

 

試合の後、宇都宮や栃木県内の街が黄色に染まる。

 

そこまでなって初めて地域に根付いたと呼べると思いますし、近いうちにそうなってほしいなと思います。