水戸戦のプレビュー記事に記載しましたが、
http://osaru.blog.jp/archives/55013583.html

水戸ホーリーホックは入場数を増やす為に『子供が観戦したいと思うスタジアム作り』ということをコンセプトに大変な努力をなさっております。実際、ケーズデンキスタジアムに訪れて驚いたのは、今まで以上に沢山の水戸の青いシャツを身にまとった家族連れがおりました。

子供が増えれば当然その保護者、家族も増えるわけですし、子供が成長して新しい家族、友人が増えればさらに動員を見込めるわけですから、これは素晴らしい試みだと思います。

我が栃木SCもスポンサーの協力により、『栃木SC夢パス』というのがあります。これは栃木県内の小中学校に通う子供たちを対象に無料で試合を観れるパスポートがもらえる仕組みです。これも、子供たちが増えれば当然その保護者、家族も一緒に来るわけですから、方向性としては間違っていないと思います。ただ、じゃあ、実際に『子供が観戦したいと思うスタジアム作り』ができているかどうかという面でみると、水戸に軍配が上がるかなと思います。

子供が楽しく観戦する。例えば夢パスはB席限定のパスポートですが、B席で子供が楽しめる何かアイディアはないのか。B席に行くためにはメインスタンド横の階段を下り、ゴール裏を通って向かうわけですから、そこの経路に子供が楽しめる何かイベントをすることはできないのか。各種イベントは子供が『また行きたい』と思える作り、内容になっているのか。夢パス限定でトッキー似顔絵コンテストやってもいいだろうし。

まだまだやれることはあるのではないかなと、そんな風に思います。


そして、先日、こんな記事がありました。

大分)「トリガール」増やせるか トリニータ観客数減る
http://www.asahi.com/articles/ASGBQ6J08GBQTPJB00Y.html

大分トリニータでは『女性客を増やす』という目的で努力をなさっており、観客のうち、50%が女性客になっているそうです。

因みに栃木SCの観客で女性が占める割合は3割を下回っており、Jリーグの中でも低いチームになります。

女性に優しいスタジアム。

化粧室や更衣室の充実、場合によっては採乳室や保育室、トイレのアメニティの充実、UV対策や足元の防寒対策等、女性ならではの不便さを取り除く努力をすること、そして、女性向けのイベントや食事を充実するなど、アイディアは尽きないと思います。

そして、お金をあまりかけないでやる方法もアイディア次第で出てきそうです。(仮設テントみたいなのを設置するとか、レンタル専用の栃木SCカラーのブランケットを用意するとか)

他チームが頑張っているよい部分はどんどん共有して、リーグ全体を盛り上げる努力をして欲しいなと思います。リーグ全体が盛り上がれば、当然自分たちにも利益は反映されるわけですから。


個人的にはJ2特有の『ビジターに優しい』という雰囲気はすごく好きです。対戦相手をリスペクトし、歓迎しておもてなしをする。これは日本特有の素晴らしい感性だと思います。こういう雰囲気も伸ばしてビジターサポに人気のスタジアムなんていうのも話題性あっていいかもしれません。ビジターのチケットだって立派な収入源なのですから。


ポスターやビラも観客を呼ぶアイテムの一つであると思います。

ただ、じゃあ、それで実際に来た人が『また行きたい』『面白い』『こんなに面白い場所があったのか』そう思える内容でなければお客さんは離れてしまいます。

『ラーメン屋がオープンしました。食べてください。』ビラやポスターで宣伝して一時的にお客さんが来ても、おいしくない。店が汚い。店員の態度が悪い・・・そうなれば次はありません。

逆に、おいしい、店がきれい、店員の態度がいい・・・そういうお店はたいして宣伝しなくても沢山の人が訪れます。


試合内容はどうか、イベントはどうか、各設備やアメニティはどうか。

そして、我々サポーターも他の観客に対してどう接するべきか。

観客席の雰囲気は我々サポーターが作り出しています。

困っている人がいたら声をかける。

初めての人がいれば案内する。

スタジアム内では笑顔で接する。

落ちているゴミは率先して拾う。

ビジターサポに挨拶する。

できることはたくさんあると思います。

12番目の選手であるサポーターを名乗るのであれば、チームや選手に何かを求める前に、自らも努力をすべきではないか。

そんな風に思います。

チームもサポーターも努力して水戸や大分以上にもっともっと魅力のあるスタジアムにしましょう。