おっす。

おらおさる。

今日は、興行としてのサッカーを語るぜ。

というわけで、ドラゴンボールみたいなノリになってしまいましたが・・・。

Jリーグに限らず、お客さんがお金を払って観戦する形態のプロスポーツというのは「興行」と呼ばれます。


興行っていう言葉を辞書で調べると「観客を集め、料金を取って演劇・音曲・映画・相撲・見世物などを催すこと。また、その催し物。」とあります。


娯楽の一つですね。人々がそこに集まり、そして何かを楽しみ、その対価としてお金を払う。


興行する側は技術や技、芸術等、催し物を提供することでお金を頂く。


じゃあ、Jリーグサッカーは何を提供することでお客様からお金を頂くのか。


ぱっと思いつくものでは、スタジアムの売店で飲食を提供する。各種イベント。独特の雰囲気で非日常的なお祭り気分を味わえるのもスタジアムの魅力の一つだし、そういう雰囲気を提供するのも興行する側の大切なサービスの一つです。


栃木SCであれば、以前に記事にしたように栃木SCチアーズがあったり、各種イベントやフードコートなどでお客さんを楽しませています。


そして、一番のメインの興行はサッカーの試合ですよね。


試合を観る為にみんな集まる。


ハラハラドキドキ最後までどっちが勝つかわからない真剣勝負。ゲーム展開。プロならではの技術と技。それを観る為に人々はお金を払う。


ですから、選手は技術を磨かなくてはいけない。監督はプロの監督ならではの戦術と采配を魅せなければいけない。それでお金をもらっているのですから、素人と変わらない技術ではいけないわけです。


ですが、試合というのは相手あってのものです。こっちが勝てば相手が負ける。相手が勝てば、当然こっちは負けるしかない。


どちらのチームも勝つために戦っているのですから、勝ち負けの部分は仕方ないこともあります。


ただ、大切なのは、最後まで勝つために戦うということ。観客からお金を頂き、プレーをしているのですから『試合をあきらめる』という行為は絶対あってはいけない。


例えるなら、飲食店でもなんでもいいのですが、お客さんからお金を頂き、サービスや商品を作るというお仕事があった場合。そのプロセスのどこかで手を抜くってことはあってはいけない。もしそんなことがあれば、そのお店にはお客さんが来なくなる。最後まで手を抜かず、素晴らしい商品やサービスを提供できるように努力する。それがプロの仕事。


ですから、Jリーガーもプロとしてサッカーをしている以上、勝利にこだわり、例え負けそうな試合でも、試合終了のホイッスルが鳴るまで手を抜いてはいけない。これがプロとして最低限やらなくてはいけないこと。


サッカーをするだけではなく、興行としてお客さんにみせるサッカーというのはそういうことなんだと、選手も我々サポも自覚してほしいなと思います。


そんなわけで、今週末の土曜日も栃木SCのホーム、栃木県グリーンスタジアムでの試合があります。対戦相手は現在4位のギラヴァンツ北九州。

14時キックオフですが、午前中はグリスタで栃木県少年サッカー選手権大会開会式が行われます(午前9時25分開始(入場行進は8時半~))。


栃木県内の少年サッカーチーム(202チーム)及び関係者、保護者が集まりますので混雑が予想されます。ご注意ください。また、開会式の後、ほとんどのチームが栃木SCの試合観戦もされると思います。


子供たちの前でプロの技術を沢山見せて欲しいですね。