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札幌4連敗、栃木6連敗の共に調子が今一つの状態での対戦となりました。コンサドーレ札幌対栃木SC。

札幌はさすがに半袖では肌寒く、日が落ちると長袖が必要かなという気温でしたが、さすが札幌ドーム。空調もしっかり効いていて快適に観戦できました。

栃木は立ち上がりから、中盤の動きは非常によかったと思います。特に本間が効果的で、ボールを奪っては効果のあるパスを供給することで、この試合、最後までチャンスを多く作ることができました。

ただ、やはり攻撃になると単調というか、もう、ワンパターンですね。サイドを駆け上がって精度の低いクロスを上げるか、ツートップにロングボールをあてるか・・・。

まあ、攻撃のアイディアが少ないと言えばそれまでかもしれませんが、もう、何度も何度も同じシーンを繰り返し再生されてるような攻撃の仕方でした。とにかくいつもと同じ。

しかし、今回は荒掘が見せてくれました。

前半10分にゴラッソなミドルが決まり、先制。

札幌は失点した事で火が付き、徐々にポゼッションしていき、後半5分には、上原が見事なゴール。前半の荒掘のゴールの再現かと思うようなゴールで同点に。

栃木はその後、交代で入った湯澤や中美が球際の強さやスピードを生かして追加点を奪いに行きますが、結局1-1のまま試合終了となりました。


連敗を止め、悪い流れを払拭し、1点の勝ち点を得ることができたという意味ではよかったと思います。

しかし、今回はいい面、悪い面が同時に出た試合だったなと思います。

新加入の選手が効果的に動いていたこと(西川はまだ連携に不安が残りますね。これからでしょうか。)、ゴラッソなシーンでの失点はあったものの、セットプレー、或いは通常の流れからの失点はなかったことなんかは、今回すごく良かったなと思います。

一方で相変わらず守備(前線や中盤の守備も含む)の寄せの甘さ、ワンパターンで代わり映えのしないフィニッシュ。精度の低いパスやシュート。今回は連敗中で元気のない札幌だったから、よかったシーンが多く見えたのかもしれませんが、劇的によくなったという内容ではありませんでしたね。


そういう意味では、元気のない札幌相手に引き分けたというのは、ある意味妥当な結果だったかなと思います。

ネガティブな部分は反省し、克服して、ポジティブな部分では自信をもって伸ばして次につなげて欲しいなと思います。

とにかく、連敗という負の材料は払拭したので、あとは1戦必勝の気持ちで戦って欲しいと思います。

次節もアウェイになりますが、強豪磐田。

磐田を倒すことで上昇の流れをつかんで欲しいと思います。
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