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今はこんなに悲しくて 涙も枯れはてて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど

そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ

 ~中島みゆき「時代」
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=2416


讃岐戦の帰り道を歩いていて、ずっとこの歌が頭の中でリフレインしていました。

9千人を超える観客で埋め尽くされたグリスタでのJ2第25節栃木SC対カマタマーレ讃岐戦。

結果は1-2で敗戦。

これでリーグ4連敗です。

讃岐は前節ジュビロ磐田戦で、試合は敗戦したものの、あの磐田から2得点したという自信を持っていました。そして順位が下だからこそ、何としてでも這い上がってるというハングリー精神がよく現れてた内容だったのではないかなと思います。ややミスが多かったですが(栃木にしてみればそれで救われた面も多かった)、球際の攻防なんかは讃岐の方が上だったのではないでしょうか。


対する栃木。

終わってみれば、讃岐が12本のシュートを放ったのに対し、3本のシュート数。

・・・どうしちゃったんでしょうね。

パスはつながらない。ボールは持てない。シュートは打たない(打てない?)。相手に比べて走力でも劣る。



栃木を応援しているサポにしてみれば、当然面白くないし、チームへの思いが強ければ強いほど、悔しい思いで帰路についたと思います。

そして当然のように誰々が悪い、選手を変えろ・・・と色々な話を聞くことになりました。まあ、そういう不満が出てくるのは致し方ないことですね。だからと言って聞いていて決して愉快ではありませんが。



プロとしてお金をもらって仕事をしているJリーグのサッカーチームの選手。結局は普通の企業と何ら変わりはないわけですよね。

チームの監督は会社でいえば管理職。いわゆる所属長。チームの長ですね。

コーチが主任とか係長みたいなものかな。

管理職が部下を評価してチームを作る。

そして、部下は管理職の戦術に沿って仕事を遂行する。

「J2カンパニー栃木SC事業所(仮称です、もちろん)」では今年から昇進した新人管理職が所長となって、ビジネスを遂行していくことになりました。

そんな状況ですから、部下の中には新人所長を見下す人もいるかもしれません。

どんな仕事ぶりなのだろうかと観察しながら仕事を進める人もいるかもしれません。

そして、所長が優秀だと評価したメンバーでプロジェクトに挑みます。

メンバーに選ばれなかった部下はどう思うか。

「もっと努力して、次のプロジェクトでは所長に評価される仕事をしよう」・・・全員が全員そう思ってくれればこんなに楽なことはありません。

選手だって人間です。ましてやサッカーチームは20代30代の若い年代が中心となって戦っている集団です。

同僚同士でも相性もあるでしょう。優秀な人材が揃ったからと言って能力が発揮されるわけでもありません。そこは人間同士ですから、様々な感情も芽生えます。


先日のJ2日記に、セットプレー時の守備の変更の経緯が書いてありました。選手が自発的に行ったものだと。
http://www.jsgoal.jp/special/2014j2/diary/article/00176361.html?type=1&year=2014&month=08&day=01

大塚さんは、これを「聞く耳を持つ指揮官」とポジティブにとらえておりますが、裏を返せば、選手たちが指揮官の指示に疑問を持ち、自分たちの今までの経験で仕事のやり方を大幅に変えたと。それに対し、所長はOKを出し、結果、それが成功したと。


昨日の試合ぶりを見ていると、どうも、選手間と指揮官との間に溝があるんじゃないか。だから、失点した瞬間のあの士気の下がりっぷりがあったんじゃないかと。「ほらみたことか、こんなんで勝てるわけないんだよ」と言っているかのように感じました。もちろん、これはおさるの勝手な推測であり、憶測ですけどね。


今年のスローガンは「挑戦」であり、選手やチーム、そして指揮官にとっても「育成」の年であるという位置づけですから、勝ちたい選手と、様々なことを試したい指揮官との間で、多少の軋轢が生じてくるのも仕方ないのかもしれません。


ただ、個人的に、ひとつわからない場面がありました。

ハーフタイムに突然ダッシュの練習はじめましたね。あれはどのような意図があったのでしょうか。

ハーフタイムは少しでも体力を回復して後半に備える時間帯。指揮官の指示を聞いて、場合によっては選手の交代もしながら、後半に向けてフィジカルのケアをする時間帯。

なのに、さらに体力を消耗させてどうするのかと。指揮官の意図がわかりませんので、疑問に感じました。


まあ、人間誰にでもミスはあります。自分にだってもちろんあります。調子のいい時もあれば悪い時もあります。ですから、この敗戦を糧として、選手も指揮官も、チームもサポも強くなっていきましょう。雨は降り続いてもいつかやみます。現在「常勝」と言われるチームも昔から強かったわけではありません。

そして、それでもリーグはまだまだ続きます。

明日には明日の風が吹く。

ケ・セラ・セラ。



そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ

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