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2014シーズンの折り返し。後半戦の第一戦となった、グリスタでのジェフ千葉戦。
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結果は0-2の敗戦。
まず、動員は6,325人と恵まれたように見えるけど、同じ関東圏内ということもあって、千葉側の動員がすごかったのが要因ですね。正確な数字は不明だけど、見た目で明らかに千葉サポが多いのはわかりました。ビジターゴール裏然り、メイン、バックスタンドのビジター側でも千葉ユニの姿が目立ってた。だから、単純に動員が多かったねと安心してはいけない。むしろ、3連休の中日を考慮し、さらに千葉の動員を加味して、最低1万は動員があるべきで、そこに至らないのは我々サポも含めた全員の努力不足だと思う。

動員に関しては自分も何年も前からいろいろやってはいますけど、なかなか結果に結びついていかないですね。もちろん、自分ひとりでやっていることではなく、沢山のサポーター、チーム関係者の皆さんが本当に大変な努力をなさっています。

ですから、なかなか結果が出ないからといって活動をやめてはいけませんね。

身近な所では会社や学校の知人、家の近所の知り合いや仲間に声をかける。チームのビラ配りに積極的に参加する。或いはビラ配りに参加した人からビラを分けてもらい、自宅近所にポスティングするなど、できることは沢山あると思います。

誰かの努力が足りない・・・というのは簡単です。それ以上に自分自身がどれだけチームをサポートできているか。12番目の選手としてどれだけ努力しているか。見直さなければいけないなと痛切に感じました。


そして試合内容。一言でいうと精度の差が出た試合かなと。

シュートにしても、パスにしても、クロスにしても、或いは守備にしてもよせが甘かったり、コースの切り方が甘かったりと、細かい部分の精度が相手より劣っていたなと。そんな風に思います。

湯澤がドリブルで切り込んでるように見えても、明らかに相手の意図したスペースに誘導され、コースも切られてるのでシュートも打てない。せっかくカウンターで相手を崩せてもクロス精度が低かったりシュート精度が低く、得点に結びつかない。

失点シーンを見ると、試合開始直後のコーナーキックからの失点。相手のキッカーの精度もさることながら、栃木のDF陣の隙をうまくついた得点だったと思います。栃木が集中に欠けてたかなとも思いましたが、これは栃木の一瞬の隙をついた相手を褒めるべきプレーでしょう。

そして2失点目はケンペスがうまくヨンファンの隙をつき、裏へ飛び出しての得点。これも防げたかといえば防げたかもしれない。まあ、でも、これはケンペスの良さが出たシーンですね。

今回よかったなーと思ったのは、2失点しても取り返そうという姿勢が見れたこと。

予てから栃木はメンタルが弱いとおさるは言ってきてますが、今回は2失点されても下を向くことなく、果敢に攻めていたし、守備も最後まで集中していたと思います。

しかし、千葉にあって栃木になかったもの。やはり、プレーの精度だったんじゃないかと。そんな風に思います。

これを個の力と言ってしまえばそれまでかもしれない。だけど、プレーの精度は日々のトレーニングで培われるものではないかなと。ならば、千葉の選手よりももっと濃く、もっと多くの練習をするしかないかと。

大体さー。試合開始前のシュート練習で枠に飛ばないってなんなの?練習で入らなかったら、相手のプレスもある試合で入るわけないじゃん。

…なんて試合開始前の練習の時にぶつぶついってましたよ。おいらw


それから、前々から思ってはいたこととですが、今回の試合で特に感じたこと。

まず、選手交代のタイミング。

これは、結果論でしかないので、とやかく言うことではないと思います。

確かに、今回は2点ビハインドなのだから、もっと早く交代して流れを変えるなり、作戦を変えるなりすることで得点に結びついたかもしれない。でも逆に、選手を交代することでそれまで微妙なバランスで成り立っていた連携が崩れることもあるし、こればかりは何とも言えないですよね。

今回は結果的に交代をせず、得点も奪えませんでした。だけど、結果を知っているから「交代が遅かった」と言えますが、あの時点では判断は難しかったと思います。

前述のようにプレーの精度(例えばシュートの精度)がほんのちょっと低かった為にゴールに結びつかなかっただけで、流れは決して悪くなかったと思います。あそこで交代しなかったことで、もしかしたら点が入っていたかもしれない。逆に早く交代することで守備のバランスが崩れ、さらに失点してしまった可能性もあるわけで・・・。やはり、結果でしか判断できないですよね。交代というのは。


それから、ヤジについて。
まあ、色々と論議されておりますが、おさるは必要悪なのかなと最近では思います。聞いてていい気持ちはしませんが、やはりプロの世界で仕事をしていくうえで、理不尽な罵声とかそういうものはどうしてもついてまわるわけで、ぬるま湯につかって、手を抜こうがサボろうが何も言われないというのでは、本人の為にもなりませんしね。まあ、かといって「ひっこめ」だの「死ね」だの言われると、こっちも聞いててイラっとしますけど・・・。


まあ、そんなこんなでシーズン後半最初の試合は黒星からスタートしました。順位は現在8位。次節アウェイ岡山、そして水曜開催のアウェイ大分ときて、ホーム讃岐と岡山戦以降連戦ですが、気を引き締めて戦ってほしいなと思います。

プレーの精度が低いのなら、相手より走ればいいんです。相手より走って、相手より先にセカンドボールに追いつく。これしかないでしょ。