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ここまで"ふがいない"と言ってもいい試合を続けてきた栃木イレブン。

前回、危機感を持てとおさるはブログで書きました。


選手や監督はそんなことは百も承知の上で戦っているわけで、まあ、それでも結果につながらない、プレーに繋がらないのは色々な要因はありますが、ひとつにはメンタル的な要素もあるのではと思います。


「わかっちゃいるけどやめられない」・・・気楽な家業のサラリーマンならそういう感覚がわかるとお思いますが(つか、このネタ中年以上じゃないとわかんないだろうな(^^;)、わかってるんだけど、どうしても体が動かない。一歩引いてしまう。後ろにボールを回してしまう。そういうことってあると思います。


そこのギリギリの部分で思い切って相手を振り切れる強さ。きわどい所でうまくパスを繋げることのできる力っていうのは技術的なこともありますが、メンタル的な要素も大きくかかわっているんですよね。


気持ちっていうのは意外にコントロールが難しい。

そこの所をどう対策していくか・・・。



今年のJ2は日曜開催が主とはいえ、日程によっては土曜日開催もあるということで、今期初の土曜日開催。四国の徳島アウェイ。


おさるも色々悩んだんですが、参戦を決意し徳島まで行ってまいりました。(試合終わってそのまま帰ってきたので滞在時間は6~7時間くらい?)


徳島出身の栃木サポーター仲間のつんさんには大変お世話になりました。いのたにのラーメンめちゃめちゃうまかった!



出発の羽田は雨模様でしたが、徳島は曇りで一日中雨も降らずに、春の暖かさを感じる陽気でした。(試合の後半あたりは日もさしてポカポカ陽気でした)


オロナミンC球場にソイジョイ道場、アミノバリュースタジアムを横目に到着したポカリスエットスタジアム。


大塚製薬のエリアにきたって感じしました。


さすがに栃木サポは大勢とはいきませんでしたが、それでも総勢100人くらいはいたのかな?でも、少人数だからこその連帯感みたいなものは感じました。現地組の皆さんお疲れ様でした。



で、試合。


開幕2戦からメンバーも変え、棗、大和田、菅がスタメンに和正がサイドハーフに。


これが結果的によかった。


和正は元々前で勝負したがる選手だし、サイドからのボールの出し方に定評のある選手。ボールも持てるし、非常に生き生きしてました。


そして、棗のポストプレーも非常によかった。競り合いにも勝ててたし、久しぶりにポストプレーって言うものを見させてもらった気がします。


そして、今回おさるが一番違うなと思ったこと。


大和田と菅が入ることで周りの選手がピリっとしました。それは、この二人が非常に声が出ていたと言うこと。テレビじゃわかんないでしょうけど、とにかく、最終ラインの指示を大和田がよく見ながらしっかり声を出していたし、時には通訳を呼んでデヒョンに何か伝えてくれと大声で叫んだり、とにかく、俺が引っ張らなきゃというキャプテンシーを感じました。そして菅も積極的にあちこちに顔を出し、マークの指示やポジショニングの修正など、非常に声がよく聞こえてました。


たかが声って思うかもですが、プレー中に仲間の声が聞こえるというのは非常に重要で、声が聞こえることで明確に仲間の意思がわかり、そのことによってプレーの迷いも少なくなります。


もちろん、声だけでなく、大和田はあえて激しく当たることで、相手FWの感情・・・言い換えればメンタルをかき乱すことに成功し、菅は積極的にインターセプトするなど、技術的にも非常にいい動きをしてくれました。


とはいえ、チームが劇的に改善したわけでもなく、やはりミスは時折見られたし、決めるべきシーンで決め切れなかったり(相手GKの技術がよかったのも勿論あります)、まだまだ課題は多かったように思います。



前半に菅が、なんと去年まで栃木にいた那須川から受けたファウルによりPKを得ると、和正がゴールを決める。

おさるはメインスタンドアウェイ側で見ていたんですが、すぐ近くに和正と菅のご家族がいらしてまして、和正のおばあさまかな?ゴールシーンで非常に嬉しそうだったのが印象的でした。


おさると、和正と菅のご家族、それから母子の2名(元々岐阜サポで岐阜からいらしてたそうです。お母様は和正のファン。お子さんは菅のファンだそうです。今年は栃木にも来てくださるそうです。)以外の周りは、完全に徳島サポな環境だったんで、ゴールシーンのはしゃぎっぷりが余計に目立ちました。おさるもはしゃいでたんで恨まれただろうなぁ(笑)


後半の徳島の怒涛の攻撃にも耐え、1-0で勝利。


前半で手にした1点を守りきる難しさ、集中力というのは、賞賛に値すると思います。


勝ちきるメンタリティ。過去2戦の栃木に足りないものを、棗や菅、大和田が見せてくれた気がしました。


もちろん、前述したように劇的に何かが変わったわけではありません。


ミスもあったし、危ないシーンもありました。


試合終了間際にはクロスバーに救われるシーンもありました。


ほんのちょっとしたことで勝てた試合です。


ですが、勝ちきる気持ち・・・メンタリティはすごくよかったと思います。


昨年までFC東京にいた鈴木はやはりレベルが高いし、エリゼウもうまかった。
ナスカーだって燃えてたし、そういう相手に勝てたのはよかったかな。

今回の試合はまず、内容よりも勝ち点を得ること。勝つことが重要でした。


そして、もう、明日ですが、ホーム富山戦ではホームの観客の前でしっかり勝利すること。連勝することが大事です。


中2日での試合ですので、勝利した後の試合ですが、多少メンバーをいじる可能性はあります。菊岡の復帰も近いはずです。


富山は決して弱い相手ではありません。


朝日がいる、くろべーもいるし、苔口もいます。つか、朝日にはやられっぱなしなんだよなぁうち。


キーパーももしかしたら飯田でくるかもしれません。


富山にしてみれば開幕して1分2敗で挑む栃木戦。グリスタで昨年同様、勝利してやろうと闘志を燃やしてきます。


同じ年にJFLからJ2にあがった同期対決というだけでも、栃木としても"絶対に"負けられない戦いです。



おさると少人数のサポが徳島で選手を勝たし、勝ち点3を持ち帰ってきました。


明日は栃木のみんなで選手を勝たそうではありませんか。祝日のナイターですが、大勢の観客で選手を後押ししましょう。サッカーは現地で観て、スカパー録画でまた観る。これが一番ですよ!



・・・ところで。


徳島戦の帰りの徳島空港(阿波踊り空港)で、おさるは栃木の選手と遭遇。新田GMに聞くとどうやらおさると同じ飛行機と。しかも飛行機に乗り込んだら、おさるの座席が選手に囲まれる(とはいいすぎですが、前の席が優作さんだったり、おさると同じ並びに監督がいたり)感じになって、めったにできない経験ができました。


飛行機内ではあまりブログじゃかけないようなこともありましたけど、ひとつ書けるとしたら、徳島から羽田まで広瀬が扇子仰ぎながらずーっとしゃべってました(笑)


「ほんまやなぁ!」と後ろを振り返ったりする感じで、もう明石屋さんま状態。彼は本物の芸人ですねw



以下、おまけ画像。


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徳島の「ボールくん」に栃木のタオマフをwww

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スタジアム入り口にあったヴォルティス神社。


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大久保と

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那須川の絵馬。

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