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10月に入りました。
やや雲が多いものの天気は晴れ、心地よい秋の日の一戦です。

6位の栃木対7位のヴェルディ。この試合の結果のによっては順位が入れ替わる可能性もある戦いだけに、どちらもモチベーションを高めているはず。

我が栃木は4連敗中の悪しき流れを断ち切るきっかけきっかけをつかみたいところ。

■試合前

おさるは今回、オフィシャルバスツアー(西鉄旅行)を利用してスタジアム入りしました。ツアーの様子は別途日記にしますが、駐車場を探したり、スタジアムでビールを飲めなかったりとかを考えると非常にいいと思います。おさるは当たりませんでしたけど、途中観光があったり、サイン入り栃木SCグッズの当たるビンゴ大会があったりとかね。なかなか面白かったですよ。しいて難点をあげれば、その場に応じて自由に行き先を変更できなかったり、時間がかかる(観光バスは高速でも80km走行だし、トイレ休憩長いし、上三川で乗降りがあるので、ちょっと時間かかる。)という面はありますね。どれを優先すべきかでよさが変わって来るとは思いますけど。おさるはバスの中とかスタジアムでビールが飲めたのは嬉しかったですね(笑)


14時過ぎにスタジアム到着。
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スタジアムでは、開門前に既に栃木サポの長蛇の列。

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スタジアム内部はこんな感じです。

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FC東京戦の時はほぼ満員の観客(それが岐阜相手でも)でしたけど、ヴェルディは色々あったにしても、名門読売クラブの伝統を受け継いでるチームですし、ちょっとなんとかしないとダメだと思います。栃木も他のチームの事言えませんけど。

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■試合レポ
選手の入場。

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花束贈呈で、あれ?なんで調子にのってロボが花もらいにいってんの?
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と思ったらロボの腕にキャプテンマークが

ちょwwww ロボキャプテンwwww


様々な意図があるんだとは思いますけど、ロボキャプテンはちょっとうけました。入江がキャプテンするくらいのインパクトあるよね。


円陣を組んで

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栃木ボールからのキックオフ。

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立ち上がりは前節の流れをそのまま持ってきた感じですかね。


セカンドボール拾えない、パスは容易にカットされる。逆に相手にぐいぐい押し込まれる。


前半は無失点におさえるものの、みているこっちもイライラが募りそうな展開。


前半終了間際には流れからチャンスをつかむようなシーンも見れて、なんとか望みを繋いだ感じでハーフタイム。


しかし、土屋の怖さは健在ですね。あれでおさると歳かわんないんだから化け物ですよ。みた目も化け物見たいだけど(笑)


□ハーフタイムコメント(11.10.01)

●川勝良一監督(東京V):
・前半、うちのサッカーはできている。
・1点取れば相手のDFラインはもっとくずれてくる。
・後半頭から前半以上にしかけて点を取って勝ち切ろう。


●松田浩監督(栃木):
・しっかりプレスをかけてセカンドを拾おう。
・シンプルに攻撃しよう。
・強い気持ちを見せて必ず勝とう。



後半に入ると、うまく押し込んでラインを下げさせて栃木の攻勢って感じの流れになってきました。


後半10分過ぎには、ロボが相手のバックパスからキーパーのトラップしたボールを奪い、無人のゴールに向かって進みますが、なんというか、持ちすぎて止められてしまいます。あそこは、もたないですぐに蹴ろうよ。おさるだって入るぞあんなの。


試合後のインタビューでは松田監督は『ロボも人の子』と笑いを誘ってましたけど。ストライカーでこれはないなぁ・・・。


後半30分には宏太を下げて河原投入。

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後半34分には疲れも見えはじめたサビアを下げてクンシク投入。

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後半41分には、やや交代するのが遅いいんじゃないかと思いましたけど、杉本から入江に変えてサイドを活性化していき、
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その後も押し込んでいてチャンスも作るんですが、完全に決定力不足。

0-0スコアレスドローで試合終了。



■感想

まあ、無失点に抑えられたのはヴェルディの運のなさというか、決定力不足に助けられた感はありますよね。栃木はここの所、カウンタ-からサイドをえぐられ、クロスをあげられる。で、相手のニアの選手がダミーになって、ファーサイドを詰めてきた選手にボールが渡って失点するっていうようなパターンが多いんですけど、同じようなパターンであわやというシーンがありました。武田の好セーブや相手のミスに助けらましたけど、これは何とかしないとまずい。

もっと言えばサイドの守備が軽い事は、それこそ快勝してるときからおさるは散々書いてますが、どの相手と対戦しても簡単にサイドをえぐられるのはちょっとなんとかして欲しいと思います。

で、前節でおさるは「大久保をSBにした方がいいかも」と言いましたけど、今節本当にそうなりました。左SBは那須川。サイドバックの守備はよかったと思います。大久保も攻撃チャンスを作ってくれました。

しかし、宏太も杉本も守備が軽い。しかも、宏太は調子悪くなかったですか?中2日の疲れもあるのかもしれませんが、精彩に欠けてましたよね。

高さがあるとはいえ、CB大和田はちょっと不安要素が残ります。競り合いはいいんですけど、キックがね。クリアもプレゼントパスになっちゃうし、精度も低いし。なにより、もたもたーっと走るのなんとかなんないですかね。スピードがなさすぎる。いくらCBはスピードなくてもできるとはいえ、ちょっと遅すぎるでしょ。


それと攻撃パターン。まさか攻撃は前に放り込むしか知らないって訳じゃないでしょ?


散々相手にサイドをえぐられたり、中に絞ってからのワンツーで突破されたりとか様々なパターンで攻撃されてるんだから、いいチームのいい所は盗んで、自分達もそういう攻めを見せればいいし。


なのに、何故放り込むのかわからない。


前節岐阜戦の試合後インタビューで監督はピッチの状態が悪いから長いボールをあげざるを得ないとコメントされてましたけど、これだけ状態のいいピッチなのに、最後の方はロングボール一辺倒ってのはどうかと。相手に引かれてるのは分かるんですけど、そんな時こそ揺さぶりを見せてキラーパスっていうか、鋭いスルーパスを出してロボやクンシクが決めるっていうのが栃木の王道だったんじゃないかな。


ボールを奪いました→相手がカウンター警戒して引きました→とりあえずサイド何とかしろよとパスをだします→いやいや、相手引いちゃってパスコースも消されてるから無理っしょ、そっちでなんとかしろよとパスを戻す→しょうがないのでボランチが下がってもらいにくる→でも、相手がガチガチに引いてるのでパスコースがない→とりあえず、前で何とかして!と放り込む。


こんなサッカー。


見てる方も面白くないし、やってる方もつまんないでしょ。


選手や監督は「これはパワープレーだ!」と言うんでしょう。


しかし、本当のパワープレーは後半終了間際にリスクを犯して前に人数をかけてしっかりポストをするって戦術。前半からしかも前に人数いないのに放り込んでも意味ないでしょ。大体、空中戦に強い土屋とかがいる相手に通用する戦術じゃない。


監督のいうリスクを犯せってそういうことじゃなくて、例えばサイドの選手はワンツーで上がる姿勢を見せるとか、前はいつまでもボール持ってこねくり回さないでチャンスと思ったらすぐに打てよと。サビアもロボも、後半入ったクンシクも非凡な才能のあるいい選手なんですけど、前で持ちすぎる。何の為のカウンターだかわかんないでしょこれじゃ。


今回負けなかった事は評価していいと思いますが、得点がないのはやっぱり不満ですね。


勝ち切る力をつける事が上位に或いは、上のカテゴリーに行くための必須条件になると思います。


次の土曜日は天皇杯。


JFLのホンダロックとの対戦。かつて栃木がJFL時代に天皇杯でヴェルディを破った様に、ホンダロックもJリーグチーム相手にひと泡吹かせようと戦ってくるはずです。そんなチームに勝って、いい意味でメンタルをリフレッシュし、次節、相性のいい湘南戦に挑んで欲しいと思います。


以下おまけ画像
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