パウリーニョを怪我で欠き、水沼宏太を代表選出で欠き、サビア、鈴木修人、本橋、渡部、落合が怪我で出場が微妙。

指揮官はこのような状況で、様々な条件を考慮し、最善のメンバーを選出する。


選ばれた選手は、もし、パウリーニョや水沼がいたら、或いは他の怪我の選手のコンディションがよかったら、この日のスタメンは選ばれていなかったのかもしれない。・・・それを考えると、この日のスタメン選手にとってはいいチャンスだと。


ここで活躍して、指揮官の評価を変えさせてやろうと。そういうチャンスであったはず。

秋の彼岸というのに真夏のような暑さの中、同期の富山を迎えての久々のホーム戦。

心配だった芝の状況は相変わらずで、両ゴール前のみ張り替えたような感じでした。


アプローチデッキが復活して、フードコートも復活しましたね。


試合開始前のおさるは後援会ブースでパウリーニョの折鶴をお預かりしてました
http://blog.livedoor.jp/tochigisc_osaru/archives/52878601.html

この鶴は後日チームに預けてきます。


定刻通り選手が入場し、富山ボールからのキックオフ。
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立ち上がりは栃木ペースで、ぐいぐいと押し込んで行く様子が見られわくわくしましたが、前線でボールが収まらず、逆に富山の素早いプレスが効果を発揮し、簡単にボールを奪われてしまいます。


富山はサイド攻撃を中心として攻めてきますが、栃木の固い守りに阻まれます。


栃木の立ち上がりのよさが消えかけた前半39分。


富山のコーナーキックからクリアされたボールを朝日大輔がロングシュート。


静まるスタジアム。


歓喜にわくアウェイゴール裏。


その後、栃木もチャンスを作りますが決まらずハーフタイム。


前半は失点こそあったものの、チャンスを作れていない訳ではなかった。

先制されても、追いつき追い越すことができるのもサッカーではないか。


後半に入り疲れも見えはじめた後半14分には両サイドの河原と杉本をそれぞれ入江と廣瀬に代えます。
サイドを活性化し、チャンスをつくろうという作戦。


しかしながらどうにもゴールが決まらない。


後半36分にはエースストライカーのロボを下げ、鴨志田を投入。廣瀬を前に置き、鴨志田をサイドに張らせる作戦。


堤がどフリーのチャンスも作りますが、元栃木SCのGK飯田のビックセーブで得点ならず。


時間は刻一刻と過ぎていき、ロスタイム3分と表示された直後。中途半端なクリアボール拾われ、富山の平野から黒部に渡り、ダメ押しの2点目。0-2。試合を決定づけられます。


その後、試合終了間際にクンシクがPKを得て、和正がこれを決めるも時既に遅し。
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1-2で敗戦。シーズン2度目の連敗。



この日、全体を通して一番感じたのは、キモチが見えない試合だったということ。


そりゃ誰も勝つつもりで挑んでるだろうし、口では「気を引き締めて」とは言うだろう。


しかしながら、ほんのちょっとした部分で明らかな気の緩みがでましたね。

最後までボールを追わない。

クリアも中途半端。

ボールを受けたがらない。


逆に富山の選手は、上位の栃木に対してひるむ事なく、最後まで走り続け、最後までボールを追い、チャンスになれば臆する事なくシュートを打つ。


・・・これじゃね?


個の技術は確かに栃木の方が上だと思う。(富山の朝日大輔は別・・あいつはうまい(^^;)
順位も栃木は昇格を争っている状況で、富山は下位に沈んでる。
栃木はJ1昇格を目指しており、富山は13位以内が今シーズンの目標。
栃木は松田体制3年目の集大成で戦術も完全に浸透している一方、富山は安間体制実質1年目(去年の途中からですが、実質1年目でしょう)の土台作りの状況。

舐めてませんよって言ったって、気持ちのどこかに相手を見下している部分があるから、このようなプレー、結果に繋がったとしか思えません。


特にこの日のロボはちょっとおかしかったと思う。確かにロボがバイタルでボールを持てば2人、3人と囲み、シュートコースを消しにいく。これによってシュートが打てずにまわさざるを得なかったのは仕方ないと思います。逆に言えば、相手DFが囲む事でスペースが生まれるといった効果も見込んでのロボ起用なんでしょう。しかし、この日のロボはボールを追わない、競らない(競らないのは前からだけど)、ワンツーで繋ごうとしない。マークがきつかったとは言え、全く気持ちが見えませんでしたね。


試合後の監督のインタビューで『ポジション取りがおろそかな選手がいたのは、前半から目に付いていた。』とありましたけど、これもすごく気になりました。栃木のゾーンディフェンスはボールを中心として位置関係が決まり、選手間の間隔が綺麗に整うんですが、どうも守備時の選手の間隔がおかしい。選手間が近すぎなシーンがよく見られましたし、最終ラインも整ってなかったりするのが目に付きました。


堤とかはキックの精度もいいし、前へという気持ちも見えてよかったんですが、一方でキック精度の悪い選手が目立ちましたね。もう、お前のはクロスじゃなくてワロスだろっていうような。芝のせいにするの簡単ですが(確かに芝が悪かったのもキック精度が落ちる要因ではあると思いますけど)、一方できちんと精度の高いパスやクロスを出せる選手がいるんですから、プロならば修正すべきだと思います。


大久保、武田の守備は安定してよかったと思います。


チャミもミスはありましたけど、光るものを見せてくれましたし、代志也のボランチもよかったと思いますが、もっと我を出して欲しいなと思いました。「どけよ!俺がやるから!」くらいのね。そういう気持ちを見せて欲しかったなと思います。和正のボランチも悪くはないんですが、彼はサイドで活かすべきだと思います。ちょっとボランチにはもったいないかなと。まあ、ボランチに怪我人が多いので仕方なかったとは思いますけど。


試合後のブーイングを全員がきちんと受け止めて次に繋げて欲しいと思いますね。


みんな、富山に負けたから怒ってるんじゃないんです。


最後まで走り、意地を見せ、がむしゃらにボールを追う姿を見せれば、例え負けてもブーイングも起こらなかったと思います。「相手がうまかった。」「飯田の好セーブにやられた。」誰もがそう口にして帰路についたはず。


ハードワークにディシプリン。栃木のサッカーはそういうサッカーではなかったのか。


J2初年度、勝てない試合が続いても、選手達は最後まで走り、足がつってもボールに向かっていき、試合後フラフラで歩くのもままならない。そんな姿をよく見ました。例え負けてもその姿にみんなが惜しみない拍手をしました。


河原よ。君はその代表格の選手だったよね?最後まで走り、どの位置からも積極的にシュートを打ち、俺がやらねば!と戦ってくれた。負ければ悔しさに涙を流し、観客席に深々とお辞儀をし「すみませんでした!」と叫ぶ。そんな姿に誰もが感動し、応援し続けた。


この日の試合に、そこまで戦った選手が何人いただろう。


最後まであきらめずにボールを追う選手が何人いたのだろう。


スタメン出場という少ないチャンスが巡ってきて、チャンスをものにしなきゃいけない。ここで活躍しなければ、来年はない。そういった危機感をもった選手はどれくらいいたのだろう。


最後まで諦めずにボールに食らいつき、誰もが「俺がやらねば!」という闘志をむき出しに戦う・・・そんな富山が勝ったのは至極当然の結果だったなと思います。


試合後の選手のインタビューでも、選手は技術的な部分では劣っていないというのを理解してますので、気を引き締めてもらえればと思います。


この後、熊本、岐阜と続きます。

今日の内容で試合をしていたんでは間違いなく連敗するでしょう。

しかし、選手達が危機感を持って、"絶対に負けられない"という気持ちを出してくれれば勝てない相手ではありません。


誰もが、もうこんなに悔しい帰り道を味わいたくないです。


次以降勝ち続けましょう!


頑張れ栃木SC!

以下おまけ画像
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仲裁に入る鴨志田さんカッコヨス!