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J2首位攻防戦。J2頂上決戦。両チーム共に負けられない戦い。FC東京のリベンジなるか。栃木SCの連勝なるか。天王山の戦い!・・・等と様々なサブタイトルがつけられるような試合(^^;

この試合の結果によっては、今後の昇格争いの様相も変わっていくことになります。もちろん、リーグ戦はどの試合も重要ですし、一戦必勝の気持ちで戦うことには変わりないんですが、リーグも後半に差し掛かり、上位6チームが団子状態になっている状況を考えると、ここは勝って頭ひとつ抜け出したい所。

決戦の舞台は熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。FC東京のホーム扱いです。

宇都宮駅周辺から、高速を使ったルート距離を測ると80km前後。高速を使えば車で時間にして1時間半(もかからないかな?)くらいでいけるという、近距離アウェイということで、多くの栃木サポが集まりました。

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台風による天候の悪化が心配されましたが、試合中は一時ポツポツと降ったものの、基本的には雨の心配はありませんでした。


ところで、熊谷開催のアウェイ側の売店。3店舗+ドリンクの店1店舗しかなく、ちょっと少なすぎかなと。対応が遅い店もあったりで行列になってました。
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スタメンが発表され、選手が入場し、FC東京ボールからのキックオフ。
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スタメンは以下。
■栃木SC
GK 21 武田 博行
DF 26 宇佐美 宏和
DF 23 渡部 博文
DF 3 大久保 裕樹
DF 24 那須川将大
MF 14 水沼 宏太
MF 7 パウリーニョ
MF 25 小野寺 達也
MF 10 高木 和正
FW 9 リカルド ロボ
FW 50 サビア

<控え>
GK 1 柴崎 邦博
DF 5 落合 正幸
DF 6 入江 利和
DF 19 赤井 秀行
MF 16 杉本 真
FW 8 廣瀬 浩二
FW 18 崔 根植

<監督>
松田 浩


■FC東京
GK 1 塩田 仁史
DF 33 椋原 健太
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 14 中村 北斗
MF 4 高橋 秀人
MF 10 梶山 陽平
MF 27 田邉 草民
MF 39 谷澤 達也
FW 22 羽生 直剛
FW 49 ルーカス

<控え>
GK 21 廣永 遼太郎
DF 36 ジェイド ノース
MF 17 永里 源気
MF 18 石川 直宏
MF 32 上里 一将
FW 11 鈴木 達也
FW 38 坂田 大輔

<監督>
大熊 清


やはりFC東京はしっかりポゼッションし、栃木のサイドを突いて攻撃を組み立てる。栃木は全員守備でカチっと門を閉じて、ボールを奪ったらカウンターで攻撃する・・・という予想通りの展開になりました。


ただ、個人的には思った以上に個の力の差が出ているなと感じましたね。やはりこれがFC東京の怖さかと。特に球際での強さ、フィジカルの強さとスピードはFC東京の方が格段にレベルが高かったですね。


栃木の耐える時間帯が長く、我々栃木サポとしてはハラハラしっぱなしだったように思います。


両チーム共にフィニッシュの精度に欠け、無得点で迎えた後半4分。FC東京10番梶山の持ったボールを奪おうと、パウリーニョがボールと梶山の間に足を入れた瞬間、梶山はロングキックをしようとしてパウリーニョの右足ふくらはぎ部分を蹴り上げてしまいます。


パウリーニョは担架で退場となり、落合との交代を余儀なくされてしまいます。スタジアムではよくわからなかったんですが、帰ってから録画を見ると、担架で運ばれるパウリーニョが尋常じゃない痛がり方をしてました。

パウリーニョは前半でイエローが出てますので、カード累積により、どちらにしても次節札幌戦は出場できません。その次のホーム富山戦までに復帰して欲しいなと思うのですが、本日ツイッターなどで得た情報(なので未確認情報であり、正確な情報ではありません)によると、手術が必要で全治45日だとかなんとか・・・。非常に心配ですね。


交代で入った落合は守備は非常によかったんですが、奪って反撃するという攻撃の起点になる部分では、やはりパウリーニョには及ばず、パウリーニョが抜けてから明らかに流れ悪くなっちゃいましたね。

その後、後半16分にFC東京が田邉を下げてスピードスター石川直を入れると、俄然FC東京のサイドが活性化。やっぱりナオはすごい(^^;

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栃木は後半19分にサビアを下げてクンシクを投入。サビアもここまでチャンスを作っていたし、悪くはなかったんですが、恐らくクンシクの前線でロボを生かすポストの動きとか、場合によってはシャドー的な役割を期待しての投入だと思います。

しかしながらやはり栃木が耐える時間が続き、FC東京が後半28分の羽生を下げて永里を投入すると、後半38分に栃木は小野寺を下げて入江を投入。和正をボランチに置いて、入江をサイドハーフに置きます。ナオ対策と、さらには入江のオーバーラップからのクロスを期待しての交代ですね。


FC東京は後半42分の谷澤を下げて鈴木を投入し、活性化を図りますが、時間は過ぎていき、タイムアップ。


両チーム決定力に欠け、0-0のスコアレスドローで試合終了。


FC東京のシュート数12に対し、栃木はその半分以下の5本。


いかに耐え忍んだゲームだったかと言うのがよくわかります。


内容について、思ったことをいくつか。


栃木の両サイドバック、今回は前節の右SB赤井、左SB入江にかわり、右SBが宇佐美、左SBが那須川だったんですが、2人とも攻撃参加が少なく、例えばインターセプトからカウンターで狙っていく時でも、SBがあがってないので中盤でパスを回したり、酷い時にはカウンターなのにバックパスしたりとかっていう感じで、最終的にはFC東京にボールを奪われまたピンチを迎える・・・というようなシーンが多かったように思います。


個人的にはSBっていうのは、ボールをもらえなかったとしてもダミーの動きでスペースをあける動きとかもありますので、ガンガンあがって欲しいなと思うんですけどね。


逆に言えば、あまりあがらなかったお陰で、守備に関してはよくできていたと思います。サイドの裏をつかれてピンチになるシーンというのも(全くなかったわけではありませんが)少なかったかなと思います。


カウンターがうまくつながらかったのは、FC東京の守備がよかったこともありますし、サイドハーフやボランチ、FWも連携ミスやパスミスがあったということもありますね。


ただ、後半に入江を左サイドハーフに置きましたけど、個人的にはこの形の方がバランス取れてるように思うんですけど、いかがでしょうか。実際、チャンスも作れてましたよね。まあ、入江のミスも多かったですけど(^^;


あと、SBに限らず、ボールを奪ってから積極的に行く選手が少なかったかなと。なんか、リスクを恐れてパス回し優先になってたように見えました。特に後半、ゴール正面でスペースもあいていたし、ドリブルで中に絞ってシュートまで持っていけそうな形になっていても、みんなが上がってくるまでパス回し・・・みたいなね。そんなシーンが後半多かったです。


あとは、ロボや水沼がチャンスに決め切れなかったのは勝てなかった要因になってたかな。監督のインタビューでもありましたけど、1-0や2-0で終われる絶好のゲーム内容だったと思います。フィニッシュの精度というのは、やはり練習以外にないですよね。何度も言ってますけど。

どんなシーンでも、どんな角度でも、どんな体制でどんなに相手のプレスがきつくても正確にシュートをできるようになるっていうのは、やはり練習あるのみかなと。


正直、引き分けになるというのは全く予想してなかったし、勝って抜け出すか、負けて今後のリーグをFC東京を追う形になるかのどちらかかなと思ってたんですけどね。この日、千葉も引き分けたので栃木の順位は変わらず2位で、1位FC東京から6位鳥栖まで勝点3差しかないという大混戦になってきました。


こうなってくると、落せる試合がなくなってくるし、1試合負けただけで昇格争いから脱落してしまうという非常に緊迫した戦いになってきます。


個人的には、かなり昔になりますが、某J2チームを応援していた時に昇格争いを経験しまして、やはり11月終りくらいまでもつれにもつれたことがあります。こうなってくると応援してる方も胃が痛くなるし、どの試合も緊迫してハラハラしっぱなしだし、まあ、後になって思えば楽しいシーズンだったと言えるでしょうけど、やってる方も大変ですけど応援する方も楽じゃないんですよね(^^;


・・・この日の試合の帰り道に思ったんですけど、逆にここでFC東京に勝利して栃木が頭ひとつ抜け出したとしたら、その後、勝利できていたかなと。慢心とまではいいませんが、どこかでやっぱり気が緩んでしまうだろうし、追われるプレッシャーも感じるだろうし、ここで引き分けておいてよかったのかなと、逆に思いました。


まあ、ジャイアントチームに2戦して1勝1分ですし、よくもないけど、悪くもないかなと、前向きに考えるようにしましょう。


次は宿敵札幌です。


まだ勝ったことがない相手ですし、アウェイが続きますが、ここで勝って、その次のホーム富山戦で同期対決といきたいですね。


頑張れ!栃木SC!


追記:試合観戦の舞台裏というか、旅日記的なものも別途アップしますのでお楽しみに。


以下おまけ画像。
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